 彼の「ケーン」のリズムと音色には、万人が魅了させられる。実は、今回の彼のステージは、バンコクで開かれた障害児者キャンプでの余興であった。誘導を受けて芝生に敷かれたゴザの上に移動した彼は、たちまちキャンプに集った障害者に取り囲まれた。もっともっとのりクエストに答えて演奏が延々と続いていく。曲の合間に、「ケーン」をちょっとだけ吹かせてくれと頼み込む人も。しかし、一生懸命頬を膨らませて息を吹きこんでも不協音が響き渡るのみ・・・。
写真にあるバーガー、ピザ、ジュースなどのファーストフード類は、このキャンプへの企業による製品寄付。「食」の問題はここでは、横に置くとして、こうしたイベントへのタイ国内企業の協賛協力もある。しかし、長引く経済不況の中でタイ企業・個人によるドネーションは大幅な減少をしており、各NGOの運営と実践活動は強く圧迫されている厳しい現状である。
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